沖縄タウンで心はSummer
“どぅる天”を食べたことがありますか。沖縄料理のどぅるてん。
沖縄に行ったのはもう6年くらい前だろうか、あの時の食事の記憶はやたらにおいしいピザしかない。
あんまりに美味しかったので一応ご紹介。語りません。うまい。
私のMY沖縄(重複はわざとです)は、東北沢からもチャリでサクッといける代田橋の「沖縄タウン」。ミスドもオリジンも閉店し、サクッとお茶も遅めの夕飯もできないサラリーマンに、ごうごうと車の走る甲州街道を渡ってわざわざ行く価値のある「沖縄タウン」をおすすめしたい。
え?本当に「タウン」あるの?という少し暗くなりかけた道に突如現れる沖縄風集落。タウンよりも集落がしっくりくる規模感。
この中にある「沖縄酒場 SABANI」の「どぅる天」を一度食べていただきたい。私は行ったらいつもお代わりします。熱々がおいしいので、食べ終わってからもう一個注文。
沖縄の田芋のコロッケのようなもの、なのですが、しいたけの食感や出汁の旨味、ホクホクしつつも弾力を感じるお芋は他にない味。
吉祥寺かどこかの沖縄料理屋で「どぅる天があるじゃないー!」と頼んだ時はなんか違ったので、ここのがとってもおいしいのだと思う。
そして今「沖縄タウン」を紹介するなら外せないお店が「しゃけ小島」。シャケに特化したお店。内装は古民家風だけど小綺麗で、とにかくしゃけがふっくら、ほっくり。ちょっと高くない?と思うけど頼む価値は絶対に大有り。お魚が美味しいお店なのでもちろんお米も美味しい。
肝心のしゃけの写真がない。
お隣の「しゃけスタンド」は、カジュアルな立ち飲み屋で、お手頃価格なこともあり代田橋のどこからこんなナウなおしゃメン、おしゃ女が?!と言いたくなるアパレルっぽい人でいつも満席。
(確か)Dancyuのカレー特集にここのカレーが載ってさらに待ち人で溢れる次第。ヒゲの店員さんが中華鍋みたいなものでササーッと作るカレー。くせになるスパイシー。
“しゃけ”を頼むとヒゲの店員さんがポソッと電話をかけ、少し経つと隣の小島から、ちゃんとした料理人ぽい格好の方がしゃけを届けてくれます。
今年からしゃけの絵が描かれたコップの販売も。瓶ビール用のコップだけど、朝ごはんの時や子供用にちょうどいいかも。確か900円。
いわゆる地域活性化のために「沖縄タウン、沖縄タウンをどうぞご愛顧お願いします」という感じは一切なく、ゆるっと飲める「沖縄タウン」。行く価値あり(2回目)。
※沖縄タウンに行く前に駅でお手洗いを済ませておくことをおすすめします。トイレは全店共通のが外に一つ。お店に鍵を借りて行くのだけど特に冬はトイレ待ちが寒い!そして男女共用。
いざ、どぅるてん。